イカの眼について。

イカの眼は大変機能的に優れているといわれています。しかし、無脊椎動物ゆえ想像を絶する視覚世界。ただ、その情報を処理する脳みそが少ないので、見えてるものをどう捉えてどう動くかの直感的な行動を解析するだけでおおよその感覚といったものが見えてくるようです。世界中で様々な実験が行なわれていますが、全てを無視して自分の『イカ眼論』を述べてみます。学者さんは「あいつアホや」くらいに思っていただいててもケッコウです。ワシは自由じゃ〜ぃ(笑)

1、ネガポジ反転写真の時に話していた私の考え『シアンが血中成分信号!?・論』です。未完成。

まず、まさと氏のページ内の『憂鬱』コーナーにある、あの写真たちを一枚にまとめて並べました。これで重くなって電話回線では見れなくなるのが狙いです。(爆)

無脊椎動物と脊椎動物それぞれの興奮色と私(だけ?)が思い込んでいる、シアンと赤を左上のトコロにマークしました。↓

次にシアンと赤が入れ替わるように色相反転してみます。これでイメージ的に無脊椎動物の世界を垣間見れた気に(私だけ)なります。普通に色を見る感覚で見て下さい。↓

でもわかりにくいので、海の色っぽい青なんかを背景に擬似的に入れてみます。↓

これでイカが見ている世界に近づいた気に(私だけ)なってみました。バシバシ動いても眼で追えそうなのは、元赤系かな?とか(私だけ)思います。ズルズル動いて美味しそうなのは元青系かな?と(私だけ)思います。皆さんはいかがでしょう↓

次に暗〜い世界です。反転すると赤系が又一つ際立ちました。↓

次に明るい世界です↓どっちにしろ一緒…!? ちょっと光が見えたのですが何をやってるかわからなくなったので、今日はこのへんで勘弁してあげます。(爆)

次に、SFNのアレです。

2、イカの眼はこうなっているのではないか、の巻き

現場の空論vol.1(Sport&Fishing NEWSに過去掲載記事)より
答えを探す過程で必ず通らなければならない「仮説」。釣りというのはこの仮説を実証させることの連続であり、この探究心への深い情熱こそ、ハマってしまう諸悪の根源なのだ。わかったところでなんの人生の役に立つわけではない、数々の仮説。当連載は、この無駄な知識に人生をかける男の物語である。

●餌木ニ思フ
 ふと、餌木ってなんで布巻きなんでしょうね、ってことを考えていると、日常の我々の生活にも、じつはヒントが隠されていたりする。通常、イカは強い反射を嫌うので、それを弱めるために布巻きにする、とか、抱き心地の向上などと言われているが、ホントにこんな理由で布巻きにするの?と疑問が多かった。抱き心地に至ってはもうハリに触れているじゃねえか、ってことで、釣り人に重要なキーとも思えない。
 そんなとき、はじめて餌木のチカラが見えたのは、本誌「10倍釣れる〜」でお馴染みの弓削氏とのはじめての釣行の際であった。この日は同行者の1パイしか釣れなかったし、それ以前にたくさん釣った日もあるが、『なぜ布巻きか』の理由が見える瞬間など、これまでなかったのである。この釣行の際、弓削氏は同行者にこう教えていた。「ハイ、ピタッと停める!」これを聞いた時、餌木が布巻きでなければならない理由が突然見えてきた気がした。もンのすごいヒントが隠されていたのだ。

●石コロ帽
 『ドラえもん』の漫画に出てくる「石コロ帽」というアイテムをご存知だろうか。それを被ると路傍の石のような存在と化し、誰にも気付かれなくなる。このアイテムを出す時ドラえもんは、「人間には盲点があり、この帽子を被るとその盲点に入っちゃうんだよ」というような一見解るようでわからない説明を加えていた、と記憶している。僕が思うに、この説明の『盲点』というのは、「見えていて気にならないところ」であろうと考える。つまり、そのへんにあるものは気にならない、という部分がこの話のミソであった。しかし、なぜ気にならないのだろうか。いわれてみればその辺の石は注意して見ないと忘れてしまう。小さければ小さいほどその感は強くなるが、今回重要なのは大きさではなく「石コロは動かないこと」これに尽きる。なにしろジッとしていれば人間にだって気付かないことも多いわけだ。これを今回『盲点』として話を進めて行きたい。

●動く、動かない
 この盲点が発生するのはとりわけマットなものが多い。なぜなら、クリアなものや反射するものは、こちらが動くと向こうも動くのである。ガラスのコップが置いてあれば眼には入ってしまうのだ。しかし、ガラスがひとたび動いてしまうと、捕まえるのも困難になるほど距離をつかみにくい。これはシルエットをまとわないからであろう。逆に布や木、石などの反射、透過をしないものはどうなのか。こいつらは自発的に動くと見えてしまうが、動かない限りは、じつに注意を注ぎにくいヤツラなのである。
 つまり、餌木を動かしている間はイカには餌木が見えている、ということで追わせる。次に停めた瞬間に見えなくなることで、イカには急に見えなくなり、生物特有の「ないものほど欲しくなる」欲求をくすぐっているのではないかと思いはじめたのだ。

●パズルの最後のピース
 思ったらすぐに試す。これが現場型妄想ヤロウの真骨頂である。様々な釣り場で見えているイカのみに絞って実験を繰り返すことにした。確かに停止させるとイカは餌木がわからないのか、当てずっぽうな攻撃ばかりするようになった。これがいわゆる「横抱き」の多発である。個人的には釣果に結び付けたいわけではないので、このイカの眼を騙して楽しんでいたわけだが、ある日、これを見ていたガンクラフトの平岩氏が、「前方へ方向性を与えると尻のフックに抱きますよ」と教えてくれた。これがこのイカの視覚問題というパズルの、最後のピースだったのである。
 イカはマットなものが停まるとソイツの方向性が解らなくなる。眼でも見えにくい。この状態で闇雲に横抱きしてくるわけだが、もしここで餌木にカーブフォールなりの方向性を前方へ与えると、見えないはずのものが急に残像のように(イメージね)見えてくる。このわずかな差異をきっかけに、しっかりと抱きにかかるのではないだろうか。
 こう考えていくと、たしかにこれは布巻きでマットにしたくなる話ではないだろうか。

オマケ
日本の面白い釣り
ホタル釣り

 6月になると、近郊にはわんさかとホタルが出てくる。誰も気付かないだけかもしれないが、そんじょそこいらの川にもホタルはいる。秋には秋のホタルもいるんだよ…ってそんな話ではなかった。
 わたしはこのホタルを釣るための仕掛けをいつも車に隠している。それは昔ペットボトルのお茶のおまけで付いていた、グリーンの小型ダイオードで、ボタン電池で光らせるタイプのもの。指で配線を押すと点灯、離すと消えてしまうというシロモノだが、これをいっぱい持っている。コレクターではなく、すべてはホタル釣りのために、である。
 無脊椎動物はグリーン〜シアン系の色の光に色気を感じるらしく、ホタルイカも上方に向かってはこんな色で発光し、求愛したりする。これは紫外線が判別できることと関係があるのかもしれないが、今回はその話は置いておこう。このグリーンのライトはそんなホタル達の信号の光より、微妙に強い光を持っているのだ。これは有利ですよ。
 何しろこのグリーンのライトをホタルにあわせてチーッカ、チーッカ、と刻むだけでホタルは寄ってくるのだ。当然向こうは命を張っているので、ニセモノと気付き次第、それはもう超高速で逃げていってしまう。しかしホタルの言語がわかればもうお手のもの。ヤツラは近づいてくると点滅をやめて点灯しだす。これが彼ら独特の1対1の合図となるのだが、このときあえてライトを消してしまう。するとどうだろう、今度は光源を探しはじめ、非常に近くまで寄ってくる。これを手でフワリと捕まえてやる、という寸法。
 おじいちゃんから子供まで楽しめるので、シーズンが始まると魚そっちのけで皆さんこれに没頭している。ボランティアみたいなもんにもなる可能性を秘めた、近未来型の新しい釣りといえよう(嘘)。